2020年に勃発した、ゆゆうた&関東サウンドプロジェクトと恒心教のバトル。
事態は空前絶後の規模の「連続爆破予告事件」にまで発展し、殺人や強盗などの凶悪犯を扱う捜査一課が投入されるなど、日本社会に甚大な影響を与えました。
この一連の事件はネット上のトラブルに端を発していますが、詳しい経緯は当事者以外にはほとんど知られていません。
このページでは、はじめての方向けに「いったい何が起きたのか」を客観的に解説します。
なお、当サイトは集団での唐澤弁護士への侮辱行為、公共施設等へのテロ予告のいずれも容認するものではありません。
2020年、多数の都道府県や市区町村、大学や公共施設に対して爆破予告のメールが送り付けられるという「連続爆破予告事件」が発生しました。
これは、恒心教というネット上の宗教団体のうち、「悪芋」と呼ばれる過激派により実行されたものです。「面白い愛の戦士」を名乗るユーザーをはじめとした数人が爆破予告に関与しているとされています。
ターゲットになったのはゆゆうた(鈴木悠太)というYouTuberと、うっつー先生(宇都宮信平)率いる関東サウンドプロジェクトという吹奏楽団です。
いったいなぜ彼らが恒心教徒に攻撃されるようになってしまったのか、これから解説していきます。
「恒心教」というのは、東京の弁護士である唐澤貴洋氏に関わるネット上の集団です。
彼らは、唐澤弁護士を過度に神格化して崇拝したり、唐澤弁護士に対する殺害予告をしたり、唐澤弁護士の言動を鑑賞して面白おかしくネタにしたりしています。
唐澤弁護士がこういった扱いを受けるようになった要因としては、彼の杜撰な業務やネットユーザーを挑発するような言動が挙げられますが、ここではあまり重要ではないため割愛します。
詳しくは、3分でわかる!ハセカラ騒動や唐澤弁護士はなぜ無能弁護士・悪徳弁護士扱いされた?をご覧ください。
彼ら恒心教徒が唐澤貴洋弁護士をおちょくる一環として作った作品に『一般男性脱糞シリーズ』というものがありました。
これは、以前に唐澤弁護士が「自身が脱糞した」という何ら根拠のない書き込みに対してわざわざ法的措置を取ったことから、逆にそのことを面白がられ、「唐澤弁護士が中学時代に教室でうんこを漏らした」という状況をCG動画作品に仕立て上げられてしまったものです。
それから数年後、ピアノ弾き語りを得意とするYouTuberゆゆうた(鈴木悠太)がこの『一般男性脱糞シリーズ』に目をつけ、楽曲化して自身の持ちネタにします。
ゆゆうたはこういった個人攻撃のネタや不謹慎ネタ、お下劣なネタを演奏することで若年層のユーザーに絶大な人気を博している人物です。
さらに、この曲をみんなで演奏しようとする楽団まで現れます。それが、うっつー先生(宇都宮信平)を団長とするアマチュア吹奏楽団・関東サウンドプロジェクトです。
彼らは団長の企画のもとゆゆうたを招聘し、コンサートホールを借りて『弾き語り一般男性脱糞シリーズ』を集団で大合奏。その様子を得意げにYouTubeにアップしてしまいます。
ちなみに、『弾き語り一般男性脱糞シリーズ』の歌詞は次のようなものです。
授業中に出したら学生生活終わるナリ そうだ! 大声出して音をかき消すナリ
あ・ああ・あ ああ・あ ああ・あ 唐澤貴洋くん ど、どうしたんだ いきなり大声出して
なんでもな
ブ~リブリブリ ブリュリュリュリュ~リュ~ ブ~ツチチ ブチチチ ブリリリブブブリュリュリュ
ブ~リブリブリ ブリュリュリュリュ~リュ~ ブ~ツチチ ブチチチ ブリリリブブブリュリュリュリュゥゥゥ!!!
授業中に出したら中学生活終わるナリ そうだ! 大声出して音をかき消すナブリブリブリュブリュブリュ!
ブ~リブリブリ ブリュリュリュリュ~リュ~ ブ~ツチチ ブチチチ ブリリリブブブリュリュリュ
あ・ああああ あ・あ・あ・あ あ~あ~ あ・あああ あ・あ・あああ か、唐澤貴洋くん…
そうだ先生に言って トイレに行くナリ 先生 トイレに 行ってもいいですか? Uh…
「駄目です」
ブ~リブリブリ ブリュリュリュリュ~リュ~ ブ~ツチチ ブチチチ ブリリリブブブリュリュリュッリュ
ブ~リブリブリ ブリュリュリュリュ~リュ~ ブ~ツチチ ブチチチ ブリリリブブブ~リュ~リュ~リュ~リュゥゥゥ!!!
こういった特定個人を侮辱する下劣な楽曲を、ステージ上でゆゆうたがピアノを弾きつつ熱唱、周りで400人もの吹奏楽団(若い女性も多い)が堂々と顔を見せながら、笑顔で楽しそうにノリノリで合奏している、という動画が彼らの公式チャンネルから発信されました。
意外に思われるかもしれませんが、この動画に対する恒心教徒の反応はきわめて否定的なものでした。
『一般男性脱糞シリーズ』の内容自体は恒心教徒が作ったものですので、このネタを広める活動は恒心教徒から見て「仲間」と捉えられるかもしれません。しかし、個人を侮辱するアングラコンテンツであることを最低限わきまえて行動している恒心教徒から見て、一般の音楽活動も行っている吹奏楽団が顔出しでこれを大合奏するという光景は異様なものであり、激しい拒否反応がみられました。
くわえて、彼らはYouTubeの動画を収益化しており、恒心教徒が唐澤弁護士を侮辱するために作ったネタを自分たちの売名・金儲けに使っていることも強い反発を招いたものと思われます。
こうして、ゆゆうたとうっつー先生、関東サウンドプロジェクトは恒心教の攻撃対象となってしまいました。
恒心教徒はゆゆうたを攻撃すべく、彼の個人情報を特定し始めます。
しかし、ゆゆうた側のガードが固く特定に難航したことや、過去にゆゆうたが特定された際「開き直って自分の住所を弾き語る」という奇想天外な策をとったことから、ゆゆうた本人の特定をしても効果が薄いと考えた恒心教徒は、まず彼の周辺人物にダメージを与えることにしました。
こうして、ゆゆうたとコラボしたクリエイターや、ゆゆうたの熱心なファン、また関東サウンドプロジェクトの幹部や参加者が60人近く特定され、攻撃を受けてしまいました。
ゆゆうたは当初、自分のファンや関係者が次々に特定されているのを知りながらだんまりを続けていました。しかし、ついに自分の住所が再特定されると、「これ以上ファンや関係者に迷惑をかけるわけにはいかない」として謝罪に転じます。
ゆゆうたは「一般男性脱糞シリーズの生まれた経緯や唐澤弁護士の炎上理由に一切触れないまま、ネタを私物化し、売名や金儲けに使ったこと」を謝罪し、「今後一般男性脱糞シリーズは一切の使用を控え、一般男性脱糞シリーズが含まれる過去の動画はすべて削除する」と約束しました。
一方のうっつー先生は、当初「アンチは大した社会的貢献をしてない人達ばかり」などと火に油を注ぐ発言をしていましたが、最終的には「多くの方に不快な思いをさせた」として謝罪。関東サウンドプロジェクトの解散と、今後類似団体の結成・類似イベントの開催を行わないことを約束します。
これらの謝罪を受け、恒心教はゆゆうた・うっつー先生とその関係者への攻撃から手を引くことにします(第一次停戦)。
こうして、ゆゆうた&関東サウンドプロジェクトと恒心教の戦いは終結したかのように思われました。
しかし、「一般男性脱糞シリーズが含まれる過去の動画はすべて削除する」と約束したゆゆうたの動画に、多くの消し残し(うんこの拭き残し)があることが判明します。
教徒側はゆゆうたに約束を守るよう働きかけ、最終的には彼の投稿した膨大な動画を人海戦術で全て確認して『一般男性脱糞シリーズ』が含まれる動画をリストアップまでしますが、ゆゆうた側はこれを黙殺。
その間も新作の動画はアップロードし続けられ、約束も守らずに以前と何ら変わらない態度でYouTuberの活動を続けるゆゆうたに恒心教徒の怒りが爆発します。
さらに、「類似団体の結成・類似イベントの開催を行わない」と約束したうっつー先生(宇都宮信平)も、わずか4ヶ月でほとぼりが冷めたと判断したのか、関東サウンドプロジェクトのメンバーを再び集めて吹奏楽のイベント運営を再開します。
こうして2人の契約違反を受け、一度は攻撃の手を休めた恒心教徒たちは以前にも増して熾烈な攻撃をするようになってしまいました。
その攻撃手段として大々的に行われたのが「彼らとその関係者の名前を使った爆破予告」ということになります。
爆破予告それ自体は、気軽に実行できて反響が大きいことから、2016年頃には既に恒心教の攻撃手段として定番化していました。しかし、ゆゆうた・サウプロ騒動を受けて行われた2020年の爆破予告は、恒心教の歴史の中でも類を見ない規模のものでした。
およそ半年間にわたり数千件の爆破予告が全国の自治体・施設等に送られたとみられ、そのうち数百件が一般のニュース番組等で報道される事態になりました。
同時に、代引きや本人後払いで商品を送り付ける、Twitterアカウントを凍結させる、彼らの名義でwebサイトをハッキングするなどの攻撃も実行されました。この頃には、特定されたゆゆうた・サウプロのファンや関係者は100人を超えました。
こうした犯罪行為に対し、「警察がすぐに捕まえてくれるはず」と期待する声も大きいようですが、残念なことに現時点では彼らを特定・逮捕するのはそう簡単ではないと思われます。
その理由として、彼ら悪芋達が使用している「Tor」などの匿名化技術が挙げられます。これは中学生でも簡単にインストールできるソフトウェアですが、正しく使えばほとんど鉄壁に近い防御を誇り、国家権力をもってしても容易には発信者が特定できなくなっているようです。
そのため、この騒動は最終的に下記のいずれかの形で収束すると筆者は考えています。
(1)爆破予告犯が飽きる
(2)爆破予告犯が操作ミスや不用意な発言により特定され、逮捕される
(3)ゆゆうたとうっつー先生が約束を守り、恒心教徒が攻撃の大義名分を失う
こうして1年近く続いてきた恒心教 対 ゆゆうた・関東サウンドプロジェクトのバトルは、恒心教内部にも深刻な影響を与えました。
ゆゆうた・サウプロへの攻撃は、当初は教徒間で広く受け入れられていたようですが、攻撃推進派による問題行動が次第に目立ち始め雲行きが変わっていきます。攻撃推進派による問題行動として例えば以下の事項が挙げられます。
(1)
そもそも、騒動前はゆゆうたは「顔出しで一般男性脱糞シリーズを広めているヘンなYouTuber」という程度の認識をされており、彼の活動については教徒内でも賛否両論でした。教徒内にも彼のファンは一定数おりましたし、ゆゆうたがきっかけで入信した教徒もいたと考えられます。
また、唐澤貴洋の脱糞ネタ(あああああああ!ブリブリブリブリュリュリュリュ!)を披露して楽しんでいるようなTwitterやYouTubeの若年層ユーザーがおり、彼らは生粋の恒心教徒からは白眼視されていたものの、唐澤貴洋に関するネタ、それも恒心教の作った唐澤貴洋の名誉を毀損するネタを世に広めているという意味では恒心教の裾野とも呼ぶべき存在でした。彼らの大多数はゆゆうたファン兼任でした。
関東サウンドプロジェクトとのコラボ動画をきっかけに恒心教は一気に反ゆゆうたの道を歩むこととなりますが、これはゆゆうた経由で入信した教徒やキッズ達を「どうせ教徒としてろくな働きをしない」とはじめから切り捨てるものでした。(どのジャンルでも起こりうる、「ガチ勢」と「にわか」の対立にも似ています。)
すなわち、ゆゆうたとのバトルははじめから教徒間の分断と対立の要素を孕んでいました。
(2)
ゆゆうたと関東サウンドプロジェクトが恒心教に攻撃されたのは、彼らが安易に恒心ネタで人気取り・小遣い稼ぎをし、恒心教徒から見ても異常な大合奏イベントを敢行したことがそもそもの原因だったと思われます。
しかし、攻撃推進派は彼らを攻撃する「大義名分」として、「ゆゆうたの弾き語りは事実追求の役に立たず、布教に貢献せず、臭芋を増やすだけだから攻撃しなければならない」という主張をし始めます。
実際、ゆゆうたの一度目の謝罪に対して「何か誤解しているかもしれませんが、あなたの特定原因は『唐澤貴洋を悪徳弁護士ではなく面白おじさんとして扱う風潮へ大きく加勢したこと』です。そこを捉えていない謝罪文や謝罪動画は、謝罪として見なしません。」との反応が唐澤貴洋wikiに掲載されていました。
しかし、事実追求の役に立たないとか唐澤貴洋を面白おじさん扱いされると困るというのは恒心教側の事情であり、教徒でもないゆゆうたを攻撃する大義名分にはなっていません。わざわざ表に出すべきではない恒心側の内部事情と、開戦理由として公表すべき大義を履き違えた結果、様々な矛盾やゆがみが生じてしまいました。
もし攻撃推進派の主張どおり「事実追求の役に立たないネタキャラ化を促進」することが制裁の対象になるのであれば、もともと教徒が作成したオリジナル版の『一般男性脱糞シリーズ』も含め、唐澤貴洋を面白おかしくネタにした映像作品・音楽作品はほとんどが攻撃対象になるはずです。こうして、攻撃推進派の筋の通らない主張により、いわゆる「恒心教芸術路線」は萎縮し、ますます衰退してしまいました。
(3)
ゆゆうたがなかなか降伏しなかったことから攻撃はエスカレートし続け、空前絶後の規模の爆破予告が行われたり、ゆゆうたファンの個人情報を特定して脅迫しコントロールする「キッズラジコン」という手法が開発されたりしました。
攻撃推進派は「47都道府県すべてで爆破予告の報道を達成した」などと喜んでいましたが、これだけ日本社会全体に迷惑をかけて大規模に爆破予告を行っても当のゆゆうた側に動きはなく、本当にダメージを与えられているのかと疑問視されました。
もっとも、ゆゆうたは「あたかもノーダメージであるかのように振舞うことで攻撃者のやる気をなくす」という防御方法を得意としているため、無反応であることをもってゆゆうたにダメージが通ってないと判断するのは早計でしょう。
一方、一連の爆破予告事件に対し日本警察は殺人や強盗などの凶悪犯を扱う捜査一課を投入するという異例の対応を取ります。その結果、主に爆破予告に関与していた数名の教徒は逃げおおせたものの、少数の爆破予告を行っていた1人の教徒が逮捕されました。
この教徒は爆破予告こそ匿名化を施して行っていたようですが、何らかのSNS等でゆゆうたに「チャンネルを削除しろ」と迫っていたため、これに「強要未遂」という罪状を適用して逮捕されたのでした。これは微罪逮捕や別件逮捕に近いという意見もあり、目をつけた団体に対して日本警察が行う常套手段ともいえそうです。
そう考えると、一連の爆破予告は肝心のゆゆうたにダメージを与えたかどうかは不明である一方で、警察のメンツをつぶし挑発したことでむしろ教徒にダメージを与える結果になったとも考えられます。
(4)
恒心教徒がハセカラ騒動についての情報をまとめた「唐澤貴洋wiki」というサイトがあります。このサイトは教徒によってつくられたものではありますが、従来はおおむね中立で正確な情報を掲載する傾向にありました。事実を追求・拡散することに主眼が置かれており、一部の過激派の言動からは一定の距離を置いたスタンスを保っていました。
しかし、ゆゆうた騒動においては攻撃推進派の要求事項を通告するための手段として唐澤貴洋wikiが利用され、稚拙な脅迫文が恒心教の総意であるかのように目立つ箇所に掲載され続けました。
また、ゆゆうた騒動についての記事や年表が連日更新されましたが、その中には教徒側の戦果を過度に誇るような内容や、ゆゆうた側から何の反応もなかったにもかかわらず深刻なダメージを与えたと決めつけるような内容が多く含まれ、中立性を欠いた「大本営発表」が唐澤貴洋wikiに横行するようになりました。
(5)
何をされても動じないゆゆうたに効果的なダメージを与えるべく、彼の実家を特定しようという機運が高まり、ゼンリン地図アプリなどの手段を活用して最終的に1軒の鈴木姓の家が「有力候補」として挙げられるようになりました。この家に関しては状況証拠から実家である可能性が高いとされたものの決定的証拠はなく、あくまでも疑惑どまりでした。
老夫婦の住むこの家に対して物品を送付するなどの軽い嫌がらせを行ったところ、「ユーチューバーの鈴木悠太の実家ではありません」という趣旨の貼り紙が貼られたり、訪問者を激しく警戒するようになるなどの反応がみられました。
これらの反応は、無関係の一般人だとしても何ら矛盾のないものですが、功に逸った攻撃推進派によって「ゆゆうたの実家だからこのように反応している」と決めつけられ、唐澤貴洋wikiにも「多くの教徒による立証の積み重ねにより(実家住所が)ゆるぎないものとして確定した。」「完全に住所が確定してしまった。」との記載が長い間行われていました。これを受け、当該住所やその住人に向けて爆破予告などの攻撃が大々的に行われました。
しかし後に、「この家がユーチューバーの実家と誤解されて放火や殺害予告などの被害を受けている」との報道がFNNによってなされ、これが事実であれば恒心教徒は誤った住所をゆゆうたの実家と断定して攻撃を行っていたことになります。この手痛いミスにより、攻撃推進派の勢いは大きく衰え、唐澤貴洋wikiの信憑性も地に落ちてしまいました。
H君を特定した頃から恒心教徒に脈々と受け継がれてきた「99%と100%は異なる」という姿勢はもはやどこにも見当たらず、恒心教の歴史における攻撃推進派の異質さと稚拙さが浮き彫りになってしまいました。
(6)
恒心教徒が集っていた掲示板の運営陣が攻撃推進派に手を貸したことも大きな混乱を招きました。
以前から、教徒間で議論がヒートアップして掲示板が荒れることを恐れていた管理人は「評価の分かれる教徒の話題を禁止」「特定のスレ住民への批判を禁止」というルールを設けていました。また、荒らし対策のために匿名化環境では掲示板に書き込み出来ないようにしていました。
本来であれば攻撃推進派と穏健派・反対派はどちらも同じ恒心教徒であり、等しく掲示板で議論を行うことができるはずです。しかし、上記のルールに基づき、攻撃推進派が穏健派・反対派を「荒らし」とみなして運営陣に通報する事態が発生しはじめます。運営陣がこれらの通報に過剰にこたえた結果、穏健派・反対派の投稿は封殺され、IPアドレスが開示されるような事例さえありました。
こうして、少数派はIPアドレス開示を恐れて掲示板に書き込むことも出来なくなりました。
攻撃推進派は非常に多くの問題点を抱えていたにもかかわらず同じ教徒が彼らの暴走を止めることが出来なかったのは、掲示板運営陣に中立性がなく攻撃推進派に協力して反対派を弾圧したことに大きな責任があると指摘されています。
最終的に、教徒間では発言内容よりも「どの陣営による発言なのか」が重視されるようになり、主戦派・厭戦派・NV(掲示板荒らし)・包皮(恒心教徒全体にとっての反対勢力)・臭芋(鼻つまみ者の恒心教徒)・軍師様(指図だけして自分では行動しない)・お客さん・ゆゆうたアンチなど様々なレッテルが飛び交いました。
各陣営は互いに互いを荒らしと決めつけ、運営陣に通報してIPアドレス開示を求めるようになります。
こうして掲示板は次第に機能不全に陥り、恒心教は空中分解を招きました。
こういった攻撃推進派の数々の問題行動から、恒心教全体に次第に厭戦ムードが漂い始めます。そんな中、厭戦派恒心教徒ダクト飯氏とYouTuberコレコレ氏の仲介により、恒心教とゆゆうたの間に再度講和が成立。ゆゆうた側の動画削除を受け、ゆゆうたへの攻撃は停止されました(第二次停戦)。
一方、関東サウンドプロジェクトのうっつー先生(宇都宮信平)は完全に協定を破棄し、バンド名を「Union Symphonic Band」と変えて堂々と活動を再開したため、引き続き教徒の攻撃対象になってしまいました。
とはいえ、前述の経緯から恒心教が分裂状態となり、ゆゆうた騒動そのものが勢いを落としたことからUnion Symphonic Bandへの攻撃も下火となり、宇都宮氏は何一つ約束を守らないまま運よく逃げ切りに成功した形になりました。
さて、ゆゆうたとの停戦合意を受けて唐澤貴洋wikiには「ゆゆうたへのこちらからの攻撃は絶対に行わないでください。さもなくばあなたが臭芋として攻撃される可能性があります」とのメッセージが掲載されました。
このように「〇〇すべき」「〇〇すべきでない」というメッセージが教徒に向けて掲げられるのは異例のことです。従来の恒心教は各教徒が思いのままに行動しており、称賛や批判といった評価はあとからついてくる流動的なものでした。しかし、対ゆゆうたとの戦いにおいては一部の教徒が決めたルールが恒心教全体を支配する流れが出来上がっており、騒動が終結した後もこのようなメッセージが掲載されていることが恒心教の変質を物語っています。
結論として、従来の恒心教の文化はゆゆうた騒動によって完全に破壊され、唐澤貴洋のますますのタレント活動を止めることもできず、唐澤貴洋に関する事実をほとんど広めることもできず今に至っているといえるでしょう。
・唐澤貴洋弁護士がインターネットでいざこざを起こし、炎上してしまう
・唐澤弁護士をバカにする目的で恒心教徒が『一般男性脱糞シリーズ』の動画を作成
・ゆゆうたがこれを楽曲化、関東サウンドプロジェクト(うっつー先生)と一緒に大合奏
・諸事情から恒心教徒がこれに反発、ゆゆうたと関東サウンドプロジェクトを攻撃
・ゆゆうたは当初これを放置するも、自分の住所を特定されたので謝罪し、動画削除を約束
・同じくうっつー先生も謝罪し、類似イベントを開催しないことを約束
・しかし、ゆゆうたは動画を消し残し、うっつー先生は類似イベントを開催
・契約違反に恒心教徒は激昂し、過激派恒心教徒(悪芋)が彼らの名前で爆破予告をしまくる
・2名の執り成しによりゆゆうたは動画を完全削除。ゆゆうたへの攻撃が停止
・攻撃推進派の暴走により恒心教が空中分解、なし崩し的にうっつー先生への攻撃も下火になる
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